【検証】日本初の温泉付きグランピングが楽しめるシマブルーのコスパは実際どうなのか。

今流行りのグランピングに温泉がセットで楽しめる宿泊施設があると聞いて、実際に行ってみた。
温泉好きで日本各所の温泉地は巡ったが、グランピングに温泉？！という驚きと期待でワクワク。場所も四万温泉なら東京から約2.5時間で立地も良し。
https://shimablue.jp/
オフィシャルホームページ

結論

確かに全部屋に温泉もついている。夕食のバーベキューも旨い。
なにより、温泉で火照った体にテラスでビールとバーベキューなんて、
最高でしかない。言うまでもなく贅沢な時間だった。

ただ、、、、！どうしてもコスパは悪いという結論になってしまう。
なぜなら、単純に宿泊費やその他の費用がとても高いのだ。

宿泊費とその他の費用

あくまで、今まで温泉旅行やホテル宿泊費とのコスパ比較になるが、
今回の宿の宿泊費やその他の費用は下記に記載。
そう。下手したら星◯リゾートや高級ホテルに宿泊できる費用なのだ。

上記の通り、1泊で軽く10万円は超えてしまうのだ。
もちろん、価格は事前に分かっているので、10万円そのものが高いと言いたいわけではない。
実際に行ってみて、コスパが悪いと感じてしまったのだった。
コスパが悪いというよりも、もっともっと改善点がありそう、、！
というのが素直な思い。
施設も新しく清潔感があり、スタッフもとっても丁寧で素敵な方々だった。
あくまでこの宿を批判したいわけではなく、もったいないと感じてしまったポイントを書くとしよう。

チェックイン

15時のチェックインだったが30分早く着いてしまった私達は先にチェックインだけ済ました。
フロントの女性もとっても感じが良くて好印象。
ウェルカムドリンクがついていて、今回はブラッドオレンジジュースを頼んだ。※確かビールもOKだったので、これは嬉しい。

この日は天気も良く、フロントの建物の前にあるテラスでチェックイン時間まで過ごした。汗ばんだ体に濃厚な甘さがしみる、、、！

ただやけにハエが多いと思ったら、この隣の席で午前中にバーベキューをした残りが放置されていて、かなりの虫がたかっていた。
2、3分でハエの量に絶えきれなくなり、建物内に避難。
恐らく人手不足で片付ける人がいない様子であった。

お部屋

今回のお部屋はリトルガーデン。
チェックインの場所から1番近いコテージだった。

1階は写真で見ていたよりも若干狭く感じたが、それは宿あるある。
清掃も行き届いていて清潔感があり、大きな窓からは緑が一面に見えて癒やされる。
早速、温泉に入ろう。

温泉（お部屋内）

全部屋に露天風呂がついているのが、この宿の魅力。
温泉とグランピングが楽しめるのは日本で唯一ここだけらしい。
温泉大好きな我々は部屋のチェックを終えるとすぐに真っ裸になり温泉へ向かう。

この日の気温は約18℃。だいたい20分は入っていただろうか。
ぽっかぽかになり、のどが渇いてきた。ビールが飲みたい！！

気になったのは温泉の温度。とっても熱い。
かけ流しとあったので、なおさら下の方から不自然にあがってくる熱いお湯が気になる。よくよく調べてみると、かけ流しではあるが、量が少なく冷めてしまうため追い焚き機能がついていた。
温泉本来の湯加減を楽しめないのは残念。

貸し切りサウナ

有料で貸し切りサウナが楽しめるとのことで事前に予約していた我々。
夕食前の17時にフロントへ向かう。
フロントで鍵やタオルを受け取り、スタッフが案内してくれた。
最近出来たばかりの新施設だそう。

リラックス時間を過ごしたかったが、40分という貸し切り時間は
あっという間で、物足りなさを感じた。
サウナ10分：水シャワー2分：休憩10分というサイクルだと
2回のサイクルで終わってしまうのだ。笑
4,000円という価格であれば、もう少し時間は伸ばしてほしい。

いよいよ夕食バーベキュー

楽しみにしていた夕食バーベキュー。
お部屋に大きなクーラーボックスや着火剤などが届く。
2階に向かって、火起こしから始める。

バーベキューは量も十分で大満足！！！！！
豚肉、牛肉、鶏肉、野菜もたっぷりで食べきれないほどだ。
白いご飯もついているので、握って焼きおにぎりに。
この旅での思い出の9割はこのバーベキューになりそうなほど最高な時間だった。

朝食

おこもりプランにしたため、お部屋での朝食。
系列の旅館でつくった和朝食がお部屋に運ばれてきた。

まとめ

バーベキューも美味しく、温泉も楽しめるグランピング施設シマブルー。
もちろん、とっても良い思い出ができたし、さらなる四万温泉の魅力を感じることができた。

ただやはり下記の観点で1泊10万円はコスパの悪さを感じてしまう。

あくまで、他の1泊10万円超えの宿と比較した場合だが、
もう少し、あと少しでも面白い工夫やスタッフの人数の豊かさなどがあれば、
きっともっともっと良い宿になるだろう。